
リフォームのローンには減税対策があります
ほとんどの場合高額な費用がかかる新築やリノベーションの際、多くの方は一括での購入ではなくローンを組んでの購入となります。しかし、家に関わる支出は購入時だけでなく、リフォームの際にも多額の費用がかかります。外壁の剥がれや床の傷みなど家の劣化によるリフォームから、キッチンをもっと便利にしたいなど実用的なニーズを伴ったリフォームまで色々と存在しますが、それらも新居購入時と同じく、ほとんどの方がローンを立ててリフォームをします。
このようなリフォームに関するローンは、大手から中小まで様々な金融機関が取り扱っていますが、利用する場合にぜひ知っておいて頂きたいのはリフォームローンに関わる各種の減税制度のことです。新築の際のローンだと住宅ローン減税やすまい給付金をはじめとした認知度の高い制度が並んでいますが、リフォームでもこうしたメジャーな制度に匹敵するほど有利な制度が存在します。
とりわけ優秀な制度としては所得税の控除というものがあります。
これは耐震やエコリフォームなど一定の基準を満たす改築を行った際、ローン分や自分のお金で実施した分の金額に応じて所得税の控除があるというものです。自分の居住用途に限るなどの諸条件はありますが、おおむね一般的な用途で利用するならば問題無く制度を利用可能なので、リフォームを検討している方はぜひともお近くの窓口に問い合わせの上、申請書類などを確保して下さい。
その他にも主なものとしては固定資産税の減税がそのひとつです。
これも耐震や耐熱など国が勧めるエコリフォームを履行された方を対象とした制度で、固定資産税の減税をすること出来ます。これらの制度は申請なしで受けることも可能でしょうが、職業的な知識が必要になってくるでしょうから、必ず書類を用意して確定申告で還付を受け取る必要があります。リフォームの種類によっては数十万円クラスで総費用が違ってくるので、ぜひとも後悔のないように事前にしっかりと下調べを行って下さい。
リフォームをするには、税金のことも同時に考えなくてはなりません。家を建てることと同じで、多額な投資になることもあるので、もちろん、税金もまとわりついてくるものです。しかし、リフォームに使う素材を環境に良い物だったり、自然災害に良い物だったりに変えることによって、免税されることもあります。この免税で費用を浮かせたり割安にリフォームすることも可能なので、ぜひ税金のことも考えてみてください。